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肥満症の基礎知識および治療と予防① Staff blog

◎肥満の基礎知識

肥満は、身長あたりの体格指数(BMI)=体重(㎏)/身長(m)×身長(m) で判定します。

「判定基準」

低体重:BMI・18.5未満

普通体重:BMI・18.5以上 25.0未満

肥満(1度):BMI・25.0以上 30.0未満

肥満(2度):BMI・30.0以上 35.0未満

肥満(3度):BMI・35.0以上 40.0未満

肥満(4度):BMI・40.0以上

昭和51年からの「国民栄養調査」によるBMI≧25.0の肥満1度以上に該当する男女別の年次推移をみると、男性はこの30年で肥満の割合がほぼ倍増していますが、女性は横ばいの状態が続いています。

血液検査で異常がなく、慢性的にヒザや腰が痛いなどの整形外科疾患がない肥満の人は、ただの「太っている人」ですが、血圧が高い、LDLコレステロール値や血糖値が高いなどの健康障害が出てきて減量の必要性があるときは、「肥満症」という診断がつきます。

【肥満に起因ないし関連し、減量を要する健康障害】

1)2型糖尿病・耐糖能障害

2)脂質代謝異常

3)高血圧

4)高尿酸血症・痛風

5)冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症

6)脳梗塞:脳血栓・一過性脳虚血発作

7)睡眠時無呼吸症候群

8)脂肪肝

9)整形外科的疾患:変形性関節症・腰椎症

10)月経異常

この中で特に、睡眠時無呼吸症候群を説明します。これは「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気で、10秒以上の呼吸停止をする「無呼吸」が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある場合、睡眠時無呼吸症候群といいます。